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逆襲の魔王

逆襲の魔王/三浦良/富士見書房

史上最強の魔王ラジャスの前に現れた、一人の美少女サラ。
またもや無謀な勇者が挑んできた。そう思いつつも魔王は自らサラと戦う相手をする。
サラは魔王に対し、意外な行動――接吻――をする。
サラは魔力を吸収する特異体質であったのだ。
魔王からほとんどの魔力を奪い取ったサラは、自分を忌み嫌っていた人間の国々へ侵攻を行う。
サラの緻密な戦略と魔族の力で、あっさりサラは全ての国を占領し、統一皇国の皇女となった。
そこへほとんどの力を失ったラジャスが復讐の炎をたぎらせ、サラの皇国へ密かぬ入国する。
皇国では第一回の武芸会が開かれようとしていた。
サラ、ラジャスが再び相まみえるのだが――



いや、面白いです。
魔王が情けなすぎするようなきがしますが、見事な発想です。
それぞれの人物が魅力的に描かれていますし、なかなかの描写力をもつ作者さんだと思います。
何点かつっこみどころは、あるのですが。あまり気にならず最後まで読めると思います。
このページで終わらせてしまうには、あまりにも惜しい作品です。
by MRookie | 2006-02-12 10:46 | 漫画・小説<一般>
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